◆本会の『シンボル會マーク章』の解説文     武者 宗一郎

 この会のマークは船舶用の繋船柱(フック)にともづな艫綱が架けられた所を表している。この艫綱は同病のがん患者から投げられたもので、このロープは赤(動脈)と青(静脈)の血管の紐。つまり、胎児の臍帯(へそのお)を図案化したものである。換言すれば命の綱を、とりあえず繋ぎとめて上げている所という図案(マーク)なのである。
 自分だけが甲田先生のお陰でガンを治して戴いたのだから、もうそれだけで満足、というのでは誠に人間として情けない。それでは畜生道を吾が道としてすすむのと同じである。となれば何ともあさましいではないか。死亡率第1位。何百万人とも言われる同病の人達が助けを求めに来るならばそれが誰であろうと、まずその命綱をこのフックに結んであげたい。それから、その船が転覆したり、遭難しないように、お互いに助け合い、励まし合い、力になってあげようではないか。という意味や願いを表現しようとした ものであり、それが「ガンと仲良くする会」の第3回の例会(昭和60年10月6日)で正式に認められたものである。
 以後、この会章は、会報とか、機関誌、発行される単行本など、印刷物をはじめ、将来には増田画伯の お力によって、エメラルド色の素晴らしい七宝焼のバッチやブローチなどにも工夫され、ボランティア・アルバイト、ディンストー世界奉仕。いな萬類、命への象徴として発展させたいものと希うものである。

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